ビフォア・ミッドナイト-BeforeMidnight

2014年1/18(土) Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿バルト9ほか全国ロードショー!

7.2 ブルーレイ&DVDリリース レンタル/オンデマンド同時開始6.18ダウンロード先行発売

Intro/Story

18年前の出会い、9年前の再会、そして現在(いま)――。

美しいギリシャを舞台に描かれる恋愛映画の金字塔シリーズ、待望の最終章!

列車のなかで出会ったアメリカ人のジェシーと、フランス人のセリーヌ。ウィーンの街を歩きながら“夜明け”までの時間を過ごし、再会を約束して別れた『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』(95)。

それから9年後、ジェシーはウィーンでの一夜を小説に綴り、作家として訪れたパリの書店でセリーヌと再会する。ふたりが過ごした“夕暮れ”までのわずかな時間を描く『ビフォア・サンセット』(04)。

そしてさらに9年後。美しいギリシャの海辺の街を舞台に、“真夜中”まで飾らぬ思いを語り合う。

アカデミー賞脚色賞ノミネートの3人が再び集結!

進化しつづける才能と友情が作り上げた、奇跡の物語。

それぞれにパートナーがいながらもお互いへの感情に気づいてしまったふたりは、あの後、どんな人生を歩いて来たのだろうか?
余韻を残す前作のラストを観た誰もが気になっていた彼らの今を描き出すために、リチャード・リンクレイター監督、イーサン・ホーク、ジュリー・デルピーが再び顔を揃えた。

ほとんどがふたりの会話で成立しているこのシリーズの魅力はもちろん健在で、冒頭の車中でのシーンから、仕事、家族、小説、過去、未来、あらゆることについてテンポよくおしゃべりが転がっていく。

ロマンチックな出会いと再会を経て、おとぎ話の“その先”を生きるジェシーとセリーヌ。
そして今、本物の愛へと辿り着く、真夜中までの数時間が描かれる――。

Cast/Staff

1970年、米・テキサス州オースティン生まれ。
14歳のとき、『エクスプローラーズ』(85)で映画デビュー。

ニューヨーク大学在学中の89年、オスカー受賞作『いまを生きる』(89)で映画スターとしてのキャリアをスタートさせた。
その後40本以上の作品―『生きてこそ』(93)、『リアリティ・バイツ』(94)、『ガタカ』(97)、『大いなる遺産』(98)、『ヒマラヤ杉に降る雪』(98)、『ハムレット』(00)、『テイキング・ライブス』(04)、『その土曜日、7時58分』(07)、『クロッシング』(09)―などに出演。
『トレーニングデイ』(02)での演技でアカデミー賞と映画俳優組合の助演男優賞にノミネートされた。

リチャード・リンクレイター監督との関係は深く、
『ニュートン・ボーイズ』(98)、『テープ』(01)、『ウェイキング・ライフ』(01)、『ファストフード・ネイション』(06)などの多くの映画で仕事を共にしており、リンクレイター監督が12年がかり取り組んでいる作品(タイトル未定)にも参加している。
また、リチャード・リンクレイター監督、ジュリー・デルピーと3人で脚本に取り組んだ『ビフォア・サンセット』(04)ではアカデミー賞脚色賞にノミネートされた。
俳優以外の多方面で活躍するアーティストでもあり、監督として『チェルシー・ホテル』(01)でデビュー。自身の小説を映画化した『痛いほど君を好きなのに』(06)などがある。舞台俳優としてのデビューはブロードウェイで上演されたチェーホフの『かもめ』(92)。
それ以降もシェークスピアほか多くの舞台に立ち、高く評価されている。

1969年12月21日パリ生まれ。
14歳でジャン=リュック・ゴダール監督の『ゴダールの探偵』(85)で映画デビュー。

その後、レオス・カラックス監督『汚れた血』(86)、ベルトラン・タヴェルニエ監督『パッション・ベアトリス』(87)、アグニェシュカ・ホランド監督『僕の愛したふたつの国/ヨーロッパ ヨーロッパ』(90)、フォルカー・シュレンドルフ監督『ボイジャー』(91)、ロジャー・エイヴァリー監督『キリング・ゾーイ』(93)、クシシュトフ・キェシロフスキ監督『トリコロール/白の愛』(94)など、名だたる監督たちの作品に出演してきた。
共に仕事をした監督の顔ぶれは、そのまま彼女の才能と出演作の多彩さを表している。

彼女が演技に魅力を感じはじめた理由のひとつは、舞台俳優である両親の影響が大きい。そして演技への愛情は次第に作り手側へ向けられていく。92年~93年にはニューヨーク大学の映画・脚本家で学び短編『Blah Blah Blah』を監督(94/未)、サンダンス映画祭などに出品している。
その後、短編含め7作品を監督、『パリ、恋人たちの2日間』(08)では自身の主演作『ビフォア・サンセット』(04)を越える大ヒットを本国フランスで記録、『血の伯爵夫人』(09/未)、サン・セバスチャン国際映画祭で特別審査員賞に輝いた『スカイラブ』(11)など着実にキャリアを重ねてきた。デルピーはクリエイターとしての活動に打ち込むことを心から楽しみ、今後のプロジェクトにはあらゆる面で貢献したいと前向きだ。現在の生活拠点はLAとパリ。息子がひとり。フランス語・英語・イタリア語に堪能。

1960年7月30日、米・テキサス州ヒューストン生まれ。
サム・ヒューストン州立大学で文学と演劇を学ぶも中退。

1985年に一般的に上映されないタイプの世界各国の映画を広く紹介することを目的としたオースティン映画協会を設立。
監督デビューは、オースティンの大学街を舞台にしたドキュメンタリータッチの作品『Slacker』(91)。
サンダンス映画祭で絶賛された。

95年には同郷のイーサン・ホークと運命的な出会いを果たし、ジュリー・デルピー共演で監督した『ビフォア・サンライズ恋人までの距離』がベルリン映画祭銀熊賞(監督賞)に輝いた。
その後も『ウェイキング・ライフ』での実験的映像を試みる一方で、『スクール・オブ・ロック』などのエンターテインメント作品も作り上げるなど、多彩な活躍を続けている。
また、オースティン映画協会は97年より、テキサスで活動する映画製作者たちに対して120万ドルを援助し続けており、その芸術活動支援の実績が認められ、99年には米国監督組合より表彰されている。
現在の活動拠点はハリウッドとテキサス。

Review

現代の映画における最高の
ラブストーリーのひとつが、
最も豊かに熟成した
───ヴァラエティ
セリーヌとジェシーと一緒に
年を重ねた観客たちにとって、
宝物のような新エピソード
─ザ・ハリウッド・レポーター
もし今年1本だけ
映画を観ることが許されるなら、
私はビフォア・ミッドナイトを選ぶ。
もしも劇場に2回
行っていいのなら、
この映画を2回観るだろう。
───タイム
「ビフォア3部作」は時代を
象徴するラブストーリーだ。
そして今作は、ユーモアにあふれ、
痛ましくて、うっとりさせられる
最高の作品!
要注目、アカデミーよ。
───ローリングストーン
ありのままの誰かを、
過去も、
現在も、
そして未来も
愛し続けること以上に、
ロマンティックなことなど
あるだろうか?
───A.V. クラブ
語らずにはいられない。
突き詰めれば
「人が喋っているだけ」の映画だ。
しかし、ここまで会話が優れていて、引き込まれ、啓発的で、
ウィットに富んでいて、
真実であれば、
誰が文句を言うことがあろうか?
───トータル・フィルム
これまでとこれからの
狭間に立って、
夫婦が向き合うその時を、
痛いくらいの率直さと
温かな眼差しで描いた逸品
───唯川恵(小説家)
愛を最も美しい闘いに変える
このギリシャ旅行は、
ロベルト・ロッセリーニ監督の
『イタリア旅行』を彷彿とさせる。
───テレシネオブ
何とも言えない心地好い疲労感が
私を襲う…
年季の入った愛の囁きと痴話喧嘩。
ギリシャの街並みが、
知り尽くした男と女の間合いを
絶妙に彩ってくれています。
───萬田久子(女優)
人生、
ままならないこと、
やるせないこと、
ジェシーとセリーヌに
共感しながら見ていて、
ラストシーンで
一気に救われました。
人生、捨てたものじゃないなって。
───anan編集長 能勢邦子
ジェシーとセリーヌに
また会えたことが
とても嬉しいです!
18年来の友人の恋バナを
聞いているような気分でした。
───代官山蔦屋書店 永瀬智美
男女関係を長続きさせる秘けつは、
男性が女性に対して
ネガティブなことを
言わないこと……。
世の男性にぜひ観てほしい映画です。
──辛酸なめ子(漫画家、コラムニスト)
フラウの映画評でも絶賛の嵐!
「結婚って?」
という悩みに、
こんなにも明確に
答えをくれる映画は
他に思いつきません。
───FRaU編集部 片岡千晶
やっと出会えた前作
『ビフォア・サンセット』の
しびれるラストの先にある現実。
これも恋と愛のひとつの形なのだ。
リンクレイター監督は今回、
ビターでとびきり甘い大人な終着点を用意した!
───ロバート・ハリス(作家)
出会いから、再会、成熟期を、
リアルな時間を使って
演じてくれた二人のおかげで、
時間をワープするように
人の一生を見渡せる。
私にとって、人生のテキストであり名言集でもある。
───高橋マリ子(モデル、女優)
深くなったほうれい線と
大きくなったお尻が、
こんなにも愛おしい映画が
あるなんて!
───細谷美香(映画ライター)
“ミッドナイト”は
シリーズ三部作の中でもとびきり複雑で、洗練されていて、刺激的。
真夜中になる前に、
私たちは長く付き合ったカップルの間にしか見られない奇跡を
目撃するのだ。
───山崎まどか(コラムニスト)
最後には
欠点もすべて受け止めあえて、
やっぱり一緒に生きよう!
と感じられる「男」に愛されたい。
と、ウルサい「女」は思うはず。
──フィガロジャポン編集部 森田聖美
18年にわたって撮り続けられて来たリンクレイターの「ビフォア」シリーズは
トリュフォーの「ドワネル・シリーズ」でいえば、
1作目が『二十歳の恋』、2作目が『夜霧の恋人たち』だとして、
最新作の『ビフォア・ミッドナイト』は、さしずめ『家庭』ということになるだろうか。
だとしたら、次は『逃げ去る恋』で完結?
いやいや、このシリーズ、ベルイマンが『ある結婚の風景』から約30年後に、続編とも言うべき『サラバンド』を撮ったように、まだまだ続いて行って欲しいと、今作を観てますますそう思った。
──小柳帝(ライター、編集者、翻訳者、仏語講師)
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