オーダーメイドマットレスの値段はいくらくらいか気になりますよね。自分にぴったりの寝具は魅力的ですが、価格が分からず不安を感じる人も多いです。一般的なオーダーメイドマットレスの相場は15万円から30万円前後になります。
カスタマイズの範囲や内容によって、価格は大きく変わります。この記事では最新の価格設定や、既製品との違いを詳しくまとめました。納得のいく買い物にするために、まずは全体の相場感を確認していきましょう。

オーダーメイドマットレスの値段はいくら?
オーダーメイドマットレスの値段は、15万円から30万円が一般的なボリュームゾーンです。もちろん選ぶ素材やブランドによって、これより安くなる場合も高くなる場合もあります。まずは代表的な価格帯と、サイズごとの違いを具体的に見ていきましょう。
1. 15万円から30万円が一般的な価格相場
オーダーメイドマットレスの多くは15万円から30万円の間で販売されています。15万円前後のモデルは、標準的なウレタン素材を使用したものが多いです。30万円に近づくと、素材の密度が高くなり耐久性が向上します。
自分の体型に合わせる調整費も、この価格に含まれています。測定料が別途かかるケースはほとんどありません。まずは15万円を最低予算として考えておくと安心です。
2. シングルからダブルまでのサイズ別料金目安
サイズが大きくなるほど、使われる部材が増えるため価格も上がります。一般的な料金の目安を以下のテーブルにまとめました。
| サイズ | 価格の目安 |
| シングル | 150,000円 〜 250,000円 |
| セミダブル | 180,000円 〜 300,000円 |
| ダブル | 220,000円 〜 350,000円 |
メーカーによっては、シングル2台を連結するタイプも選べます。パートナーと体型が違う場合は、それぞれシングルで作るのが理想的です。
3. 高級素材や多層構造による価格の変動
中には50万円を超えるハイエンドなモデルも存在します。こうした高価なマットレスには、天然ラテックスや馬毛などの希少な素材が使われます。層の数が多くなるほど、体圧を分散する性能も高くなる仕組みです。
通気性や温度調節機能に優れた素材を選ぶと、オプション料金が加算されることもあります。予算に合わせて、どこまで素材にこだわるかを決めるのが賢い選び方です。
既製品とオーダーメイドマットレスで価格差が出る理由とは?
既製品は数万円で購入できるものが多いですが、オーダーメイドはなぜ高価なのでしょうか。その理由は、単なる材料費だけでなく、一人ひとりに合わせる手間にあります。価格に見合うだけの特別な工程が、製造の裏側には隠されているのです。
1. 一人ひとりの体圧分散を測定する専用システム
オーダーメイドでは、まず全身の体圧を精密に測定します。専用のセンサーを使い、立っている時と寝ている時の姿勢を分析します。この測定システムの維持や、分析にかかるコストが価格に反映されています。
データをもとに、どこに負担がかかっているかを可視化します。既製品にはない、科学的なアプローチで自分専用の形を導き出します。
2. 数万通りの組み合わせを実現する部材コスト
マットレスの内部は、小さなブロックや層に分かれています。これらを体型に合わせて組み替えることで、理想の硬さを実現します。組み合わせのパターンは、メーカーによっては数万通りにのぼります。
大量生産の既製品とは異なり、個別の組み立て作業が必要です。この複雑な工程が、製品の単価を上げる要因になっています。
3. 購入後の再調整や長期保証にかかるサービス費用
オーダーメイドマットレスの価格には、アフターサポート代も含まれています。家で寝てみて違和感があれば、中身を調整し直してくれるサービスです。このメンテナンス費用が初期費用に組み込まれています。
10年前後の長期保証が付帯していることも一般的です。長く快適に使い続けるための「安心料」が含まれていると考えれば、納得感が高まります。
オーダーメイドマットレスでカスタマイズできる範囲とは?
カスタマイズと一口に言っても、具体的に何を調整できるのか気になりますよね。メーカーによって多少の差はありますが、基本的には全身のサポート力を細かく設定できます。自分では気づかなかった体の凹凸に合わせて、形を作ることが可能です。
1. 肩や腰など部位ごとの硬さを選べるブロック配列
マットレス内部を5つから10前後のゾーンに分割します。腰の部分は硬めに、肩の部分は柔らかめにするなどの微調整が可能です。沈み込みすぎを防ぐことで、背骨のラインをまっすぐに保てます。
自分の体重や筋肉量に合わせて、ブロックの反発力を変えます。これにより、寝返りを打つ際にかかる筋力の負担を減らせるのがメリットです。
2. 高身長や特殊なベッドに合わせたサイズ指定
既定のサイズだけでなく、長さや幅を1cm単位でオーダーできる場合があります。背が高い人のために、200cm以上のロングサイズを作ることも可能です。既存のベッドフレームにぴったり合わせたい時にも重宝します。
部屋の間取りに合わせて、少し小さめに作るという選択肢もあります。市販品では解決できない「サイズの問題」をクリアできるのが強みです。
3. 表面の感触や通気性を左右するトップ層の素材
肌に触れる一番上の層を、数種類から選べるモデルも多いです。しっとりした柔らかい感触や、さらっとした涼しい感触など好みに合わせられます。吸湿性に優れたウール素材を選ぶと、蒸れにくく快適です。
季節に合わせてトップ層を交換できるタイプもあります。1年中ベストな温度と湿度を保つためのカスタマイズが可能です。
高いお金を払ってでも手に入れたい魅力とは?
オーダーメイドマットレスは決して安い買い物ではありません。それでも選ぶ人が絶えないのは、睡眠の質が劇的に変わる可能性があるからです。人生の3分の1を過ごす場所だからこそ、自分に投資する価値があると言えます。
1. 腰痛や肩こりの悩みに寄り添う理想の寝姿勢
既製品のマットレスでは、腰が沈みすぎたり肩が圧迫されたりしがちです。オーダーメイドなら、自分の体型にフィットする「正しい寝姿勢」を作れます。無理のない姿勢で寝ることで、朝起きた時の体の痛みが軽減されます。
特定の場所に負担が集中しないため、筋肉がリラックスした状態で眠れます。長年の悩みが解消される喜びは、価格以上の価値を感じさせてくれるはずです。
2. スムーズな寝返りをサポートする反発力の最適化
人は一晩に20回から30回の寝返りを打つと言われています。マットレスが柔らかすぎると、寝返りに余計な力が必要になり、眠りが浅くなります。自分に合った反発力なら、最小限の力でスムーズに動けます。
深い眠りを妨げないことで、睡眠の効率がグッと上がります。朝の目覚めがスッキリするのを実感できるでしょう。
3. 自分専用の寝具という安心感と深い眠り
「自分に合わせて作られた」という精神的な充足感も無視できません。専門店で測定し、納得して選んだ道具には愛着がわきます。安心して体を預けられる感覚が、リラックス効果を高めてくれます。
寝る前の不安やストレスが和らぎ、入眠がスムーズになります。質の高い睡眠は、日中の集中力や健康維持に直結する大切な要素です。
どんな流れで作る?店舗での測定から完成まで
オーダーメイドマットレスを作る際は、店舗に足を運ぶのが一般的です。専門の知識を持ったスタッフが、丁寧にヒアリングと測定を行ってくれます。完成までのステップを知っておけば、初めての購入でもスムーズに進められます。
1. 最新の非接触センサーによる全身の体型測定
お店に行くと、まずは専用の機械で体型を測ります。最近は、服を着たまま数秒間立つだけで測定できる非接触センサーが主流です。背中のカーブや腰のくびれ、肩幅などをミリ単位でデータ化します。
測定結果はすぐにモニターで確認できます。自分の体の特徴を客観的に知る、良いきっかけにもなります。
2. 専門スタッフとのカウンセリングと試し寝
測定データをもとに、スタッフがテスト用のマットレスを組んでくれます。実際に寝てみて、腰の浮き具合や肩の当たり心地を確かめます。好みの硬さを伝えながら、数パターンの組み合わせを試すのが一般的です。
スタッフのアドバイスを聞きながら、納得いくまで調整を繰り返します。所要時間は1時間から2時間ほど見ておくと、ゆとりを持って選べます。
3. 当日の持ち帰り可否と自宅への配送期間
マットレスは大きな製品なので、当日に持ち帰ることは難しいです。店舗で注文を確定した後、工場で最終的な仕上げが行われます。手元に届くまでは、通常2週間から1ヶ月程度の期間がかかります。
自宅の寝室まで配送し、設置してくれるサービスを利用するのが安心です。古いマットレスの引き取りを行っている店舗もあるので、事前に確認しましょう。
人気メーカーのオーダーメイドマットレスの値段を比較
どのメーカーを選べば良いか迷っている方のために、主要な3社の特徴をまとめました。それぞれ独自の測定理論や、価格体系を持っています。自分に合うスタイルを見つける参考にしてください。
1. 西川(フィットラボ)の価格とカスタマイズの特徴
老舗寝具メーカーの西川が展開する「FIT LABO」は、信頼性の高さが魅力です。価格は約165,000円から253,000円ほどで設定されています。13,000通り以上の組み合わせから、自分に合う配列を提案してくれます。
小中学生でも知っているような有名なブランドなので、品質への安心感があります。全国の専門店でメンテナンスを受けられる体制も整っています。
2. じぶんまくら(じぶんマットレス)の料金プラン
「じぶんまくら」で有名なタナカふとんサービスが提供するマットレスです。価格帯は約165,000円から220,000円程度となっています。内部が3つの大きなパーツに分かれており、後からの入れ替えが非常にスムーズです。
店頭でのメンテナンスが手厚く、長く通いやすい仕組みが特徴です。枕とセットでフィッティングすることを推奨しています。
3. まくらぼで選べるマットレスの種類と費用
「まくらぼ」では、持ち運びも意識したカスタムタイプが約150,000円から用意されています。スポーツ選手も愛用する「SAMURAI SLEEP」シリーズなどが人気です。高反発素材を活かした、寝返りのしやすさに定評があります。
スタイリッシュなデザインが多く、若い世代からも支持されています。自分のライフスタイルに合わせて、最適な硬さを選べるのが強みです。
オーダーメイドマットレスの寿命は何年くらい?
高い買い物だからこそ、すぐにダメになってしまっては困りますよね。オーダーメイドマットレスは、一般的な既製品よりも長く使える工夫が施されています。メンテナンスを賢く利用すれば、10年以上愛用することも夢ではありません。
1. 10年以上使い続けるための耐久性と品質
高品質なウレタンやスプリングを使用しているため、基本的には10年程度の寿命があります。安いマットレスのように、1、2年でへたってしまうことは稀です。耐久試験をクリアした素材だけを厳選して作られています。
10年使うと考えると、1日あたりのコストは非常に安くなります。長期的な視点で見れば、安物を何度も買い換えるより経済的かもしれません。
2. へたりやすい腰部分のパーツ交換による長寿命化
オーダーメイドの最大の利点は、中身のパーツを個別に交換できる点です。マットレスは、体重がかかる腰の部分が最も早くへたります。その部分のブロックだけを新しくすれば、全体の寿命を延ばせます。
丸ごと買い換える必要がないため、修理費用も抑えられます。環境にも優しく、お気に入りの寝心地を長く維持できる賢い仕組みです。
3. 1日あたりのコストで考えるコストパフォーマンス
例えば20万円のマットレスを10年(3,650日)使ったとします。すると1日あたりの費用は約55円です。缶コーヒー1本よりも安い金額で、極上の眠りが手に入ることになります。
毎朝の体の痛みから解放され、元気に動ける時間を買えると考えればお得です。健康への投資として、非常にコストパフォーマンスが高いと言えます。
購入後に後悔しないための注意点とは?
納得して買ったはずなのに「こんなはずじゃなかった」となるのは避けたいものです。オーダーメイドならではの注意点がいくつか存在します。契約前にチェックしておくべきポイントを、3つの項目にまとめました。
1. メンテナンス(再調整)が無料の期間と回数
購入後に「やっぱりもう少し硬くしたい」と感じることがあります。その際の再調整が、いつまで無料で受けられるかを確認してください。メーカーによっては、1年間は何度でも無料というサービスがあります。
逆に、調整のたびに数千円の費用がかかるケースもあります。アフターケアの条件は、契約書や保証書でしっかり見ておきましょう。
2. 特殊サイズにした場合のシーツやカバーの選び方
長さを延長したり、幅を広げたりすると市販のシーツが合わなくなります。専用のカバーを購入する必要があり、追加の出費が発生します。洗い替えも含めて、シーツ代を予算に入れておくことが大切です。
特殊な形状にすると、後から市販の安いカバーを使えません。カバーの選択肢が限られる点は、事前に理解しておくとスムーズです。
3. 体型が変わった時のサポート体制の有無
数年経って体重が大きく変わると、理想の硬さも変化します。その時に、改めて測定と調整を行ってくれるかどうかが重要です。体型の変化に合わせて中身を作り直せるのが、オーダーメイドの真価です。
引っ越し先でも調整を受けられるよう、全国に店舗があるブランドを選ぶのも一つの手です。一生モノとして付き合えるか、お店の体制を見極めましょう。
オーダーメイドマットレスがおすすめな人の特徴
すべての人がオーダーメイドにする必要はありません。しかし、特定の悩みを持っている人にとっては、救世主となる可能性があります。自分が以下の項目に当てはまるなら、検討してみる価値は大いにあります。
1. 既製品ではどうしても腰が沈みすぎて痛い人
一般的なマットレスは、平均的な体型を基準に作られています。そのため、お尻が大きい人や腰の反りが強い人は、隙間ができたり沈みすぎたりします。オーダーメイドなら、隙間を埋めるようにサポート力を調整できます。
朝起きた時に「腰が固まっている」と感じる人には特におすすめです。自分専用の凹凸設計が、腰へのストレスを劇的に減らしてくれます。
2. 体格に左右差があり標準的な設計が合わない人
左右の肩の高さが違ったり、筋肉の付き方が非対称だったりする人もいます。こうした体のクセは、既製品ではなかなかカバーできません。オーダーメイドなら、左右で異なる硬さのブロックを配置することも可能です。
自分の体の歪みに合わせて寝具を作ることで、無理なねじれを防げます。整体に通う回数を減らしたい人にとっても、良い選択肢になるでしょう。
3. 睡眠の質を高めて日中のパフォーマンスを上げたい人
仕事や趣味を充実させるために、睡眠を重視している人にも向いています。短い睡眠時間でも効率よく疲れを取りたいなら、寝具への投資は有効です。質の良い眠りは、脳の疲れをリセットしてくれます。
「寝ること」を単なる休憩ではなく、明日のための準備だと捉える人です。一流のアスリートが寝具にこだわるのと、同じ理由で選ばれています。
予算を抑えて自分に合う寝具を選ぶコツ
20万円は出せないけれど、自分に合うものが欲しいという場合もありますよね。実は、完全にゼロから作る以外にも、費用を抑える方法はいくつかあります。工夫次第で、予算内で理想に近い寝心地を手に入れることが可能です。
1. 部位調整ができるセミオーダータイプの活用
フルオーダーよりも工程を簡略化した、セミオーダーという選択肢があります。あらかじめ決まった数パターンの中から、自分に近いものを選びます。これなら10万円以下の予算でも見つかることが多いです。
完全に自由ではないものの、既製品よりは格段にフィット感が高まります。コストと性能のバランスを取りたい人にはぴったりです。
2. 枕とマットレスをセットで購入する際の割引
寝具店では、セット購入による割引キャンペーンを頻繁に行っています。枕とマットレスを同時に揃えることで、数万円安くなることもあります。首から下のラインをトータルで合わせるため、寝心地の相乗効果も期待できます。
バラバラに買うよりも、お店のスタッフにセットでの見積もりを依頼してみましょう。浮いたお金で、質の良いベッドパッドを購入するのも賢い方法です。
3. セール時期や展示品処分のタイミングの確認
年に数回、店舗の入れ替えや決算時期にセールが行われます。展示品として置かれていたものが、大幅に値下げされるケースもあります。オーダーメイドでも、ベースとなるフレームや外装部分が安くなることがあるのです。
お店のSNSや公式サイトをチェックしておくと、お得な情報を逃しません。急ぎでないなら、こうしたチャンスを待つのも一つの戦略です。
おわりに
オーダーメイドマットレスの値段や仕組みについて解説しました。15万円から30万円という価格は、単なる寝具代ではなく、10年間の質の高い睡眠と健康への投資です。自分専用にカスタマイズされた寝具は、毎日の生活に確かな変化をもたらしてくれます。
マットレスを選ぶ際は、併せて枕との相性も確認することをおすすめします。首の高さと腰の沈み込みが一致して初めて、理想の寝姿勢が完成するからです。また、部屋の湿度環境を整える除湿シートなどの小物にも目を向けてみてください。お気に入りの1枚を見つけ、心も体もリフレッシュできる夜を手に入れましょう。