朝起きた時に、体が重いと感じることはありませんか。それは使っている寝具が体に合っていないサインかもしれません。快適な睡眠を得るために、高級マットレスのおすすめ10選を知りたいと考える人は多いです。
自分にぴったりの1枚を見つければ、毎日の疲れの取れ方が劇的に変わります。この記事では、失敗しない選び方や各ブランドの特徴を詳しく解説します。自分への投資として、最高の一眠りを手に入れるための参考にしてください。

高級マットレスとは?一般の製品との違い
高級マットレスと一般的なマットレスには、はっきりとした違いがあります。単に価格が高いだけではありません。素材の質や構造の細かさが、眠りの深さに直結します。まずは、なぜ高級な寝具が選ばれるのか、その理由を具体的に見ていきましょう。納得感を持って選ぶための第一歩です。
1. 高密度なコイル数と厳選された詰め物の質
高級なモデルは、中に入っているコイルの数が圧倒的に多いです。コイルが高密度であればあるほど、体のラインを細かく支えてくれます。
また、表面の詰め物にもこだわっています。カシミヤやシルク、天然ラテックスなどが何層も重ねられています。これにより、肌当たりが柔らかく、底付き感のない座り心地を実現しています。
2. 長時間の睡眠でも疲れにくい優れた体圧分散性
体圧分散性とは、体にかかる重さを分散させる力のことです。一般的な製品は、腰や肩など重い部分に負担が集中しがちです。
高級マットレスは、全身を均等に支える設計がされています。無理な姿勢にならないため、筋肉がリラックスした状態で眠れます。寝返りの回数も自然な範囲に収まり、深い眠りが途切れません。
3. 10年以上の使用に耐える圧倒的な耐久性の高さ
価格が高い分、長く使い続けられるのが大きなメリットです。使われているワイヤーの強度やウレタンの密度が非常に高いです。
安価なマットレスは数年で中央がへたってしまうことがあります。しかし、高級モデルは10年経っても形が崩れにくいです。結果として、買い替えの頻度が減り、長期的なコストパフォーマンスは良くなります。
失敗しない高級マットレスの選び方
高い買い物だからこそ、絶対に後悔したくないものです。選ぶ時のポイントは、自分の体の特性を正しく把握することです。ブランドの知名度だけで決めてしまうと、寝心地の不一致が起こります。ここでは、購入前に必ずチェックすべき3つの基準を整理しました。
1. 自分の体重や寝姿勢に合った最適な硬さを選ぶ
マットレスの硬さは、体重によって選ぶべき基準が変わります。体重が重い方は、体をしっかり支える硬めのタイプが適しています。
逆に小柄な方は、柔らかめの方が体にフィットしやすくなります。仰向けで寝るのか、横向きで寝るのかでも必要な弾力は異なります。自分のいつもの寝姿勢を思い浮かべながら、最適な反発力を選びましょう。
2. 部屋の広さと寝返りの幅を考えたサイズ設定
寝心地には、マットレスの横幅も大きく関係します。高級マットレスの性能を活かすなら、少し余裕のあるサイズがおすすめです。
1人で寝る場合でも、セミダブル以上を選ぶと寝返りがスムーズになります。寝返りは血行を促進し、体温を調節する大切な動作です。設置する部屋のスペースを確認しつつ、できるだけ広いものを選んでください。
3. 通気性の良さと温度調節機能の有無を確認する
睡眠中の蒸れは、眠りの質を大きく下げてしまいます。高級な製品ほど、空気の通り道を作る工夫が凝らされています。
夏は涼しく、冬は暖かさを保つ調温機能を持つ素材もあります。湿気がこもりにくい構造であれば、カビの発生を防ぎ清潔に保てます。1年中快適に過ごすために、中材の通気性をしっかり比較しましょう。
高級マットレスのおすすめ10選
ここからは、世界的に評価の高い高級マットレスを10個紹介します。それぞれのブランドが持つ独自の技術や、得意とする寝心地をまとめました。自分の好みに合うモデルをぜひ見つけてください。
| ブランド名 | 代表モデル | 特徴 |
| シモンズ | ビューティレスト リュクス | 独自のポケットコイルで極上の寝心地 |
| シーリー | クラウンジュエル | 体重に合わせて反発力が変わる技術 |
| サータ | アイ・シリーズ | ジェルメモリーフォームで温度調節 |
| テンピュール | プロ リュクス | NASA承認の素材で無重力感 |
| 日本ベッド | シルキーポケット | 圧倒的なコイル数で絹のような感触 |
| エアウィーヴ | The airweave | 洗える素材で高い反発力が魅力 |
| レガリア | ザ・グランドレガリア | 王室のような贅沢さと圧倒的ボリューム |
| フランスベッド | ライフトリートメント | 通気性に優れた高密度連続スプリング |
| マニフレックス | フラッグ・FX | イタリア製の高反発素材で腰を支える |
| スランバーランド | SL-プレミアム | 英国王室御用達の格式高い安定感 |
1. シモンズ「ビューティレスト リュクス」
シモンズは、ポケットコイルマットレスを世界で初めて商業化したブランドです。最高峰の「リュクス」シリーズは、コイルが2段重ねになっています。
上下のコイルが連動し、どんな体型の人でも優しく包み込みます。揺れが隣の人に伝わりにくい構造なのも、2人で寝る場合には嬉しいポイントです。
2. シーリー「クラウンジュエル」
シーリーは、整形外科医と連携してマットレスを開発しているのが特徴です。独自の「ポスチャーテックコイル」が、体の重さに応じて反発力を調整します。
軽い部分は柔らかく、重い部分はしっかりと支えてくれます。まるで自分の体に合わせてオーダーメイドしたようなフィット感を楽しめます。
3. サータ「アイ・シリーズ」
サータは、全米シェアNo.1の実績を誇る信頼のブランドです。「アイ・シリーズ」には、特殊なジェルを組み込んだウレタンが使われています。
このジェルが体熱を効率よく逃がし、寝床の中を快適な温度に保ちます。柔らかさとサポート力のバランスが絶妙で、腰痛に悩む方にも人気があります。
4. テンピュール「プロ リュクス」
テンピュールは、ロケット打ち上げ時の衝撃を和らげるために開発された素材を使っています。体が沈み込むほどに、圧力が解放される不思議な感覚です。
「プロ リュクス」は、その最新技術を詰め込んだハイエンドモデルです。寝返りの時の余計な力が必要なくなり、朝までぐっすりと眠ることができます。
5. 日本ベッド「シルキーポケット」
日本のブランドらしい、繊細なモノづくりが特徴のマットレスです。一般的なポケットコイルの約2倍の数のコイルを、ぎっしりと詰め込んでいます。
まさに「絹」のような滑らかな寝心地で、体圧を細かく分散します。日本の気候に合わせた通気性の設計も、長く愛されている理由の1つです。
6. エアウィーヴ「The airweave」
エアウィーヴは、極細のポリエチレン樹脂を編み込んで作られています。独自の素材により、寝返りを打つ時の筋力を最小限に抑えられます。
カバーだけでなく、中身まで丸洗いできるのが他の高級モデルにはない強みです。常に清潔な状態で使い続けたい、健康志向の方にぴったりの1枚です。
7. レガリア「ザ・グランドレガリア」
大塚家具が米国キングスダウン社と共同開発した、究極のプレミアムブランドです。何層にも重ねられた詰め物が、雲の上にいるような柔らかさを生み出します。
見た目のボリューム感も凄まじく、寝室の雰囲気を一変させます。至福の柔らかさを求めるなら、このモデルが第一候補になるでしょう。
8. フランスベッド「ライフトリートメント」
日本人の体格や日本の住宅環境を知り尽くした、国内最大の寝具メーカーです。1本の鋼線を編み上げる「高密度連続スプリング」を採用しています。
通気性が非常に高く、高温多湿な日本の夏でもさらりとした使い心地です。部分的な沈み込みが少なく、背筋が伸びるような安定した寝心地が得られます。
9. マニフレックス「フラッグ・FX」
イタリアから世界中に広がった、高反発マットレスの代名詞的なブランドです。エリオセルという独自の芯材が、しっかりと体を押し上げてくれます。
金属のバネを使わないため、軽量で取り扱いがしやすいのも利点です。側生地には木の繊維から作られた素材を使用し、肌触りも非常に優れています。
10. スランバーランド「SL-プレミアム」
イギリスの王室でも愛用されている、伝統と格式のあるブランドです。独自のスプリング構造により、高い支持力と耐久性を両立しています。
ホテル仕様の寝心地を追求しており、しっかりとした硬さが好みの方に最適です。品格のあるデザインも、高級マットレスを持つ喜びを感じさせてくれます。
寝心地を左右するスプリング(コイル)の構造
マットレスの骨組みとなるスプリングには、大きく分けて3つの種類があります。どの構造を選ぶかによって、寝心地の特性は180度変わります。自分の好みが「ふわふわ」なのか「しっかり」なのかを確認しましょう。
1. 振動が伝わりにくく体にフィットするポケットコイル
1つずつのバネが袋に入り、独立して動くのがポケットコイルです。体の凹凸に合わせてバネが沈むため、フィット感が非常に高いです。
隣で寝ている人の動きが響きにくいのもメリットと言えます。静かに、ゆっくりと包み込まれて眠りたい方に向いている構造です。
2. 体を面で支える安定感のあるボンネルコイル
バネ同士が連結されており、全体が1つの面として動く構造です。硬めの寝心地が特徴で、畳に布団を敷いた感覚に近い安定感があります。
体の一部が極端に沈み込むことがなく、寝返りが打ちやすいです。しっかりとしたサポート力を重視する方や、体重が重めの方におすすめです。
3. 日本人の体格に適した高密度連続スプリング
1本の針金を編み上げて作る、フランスベッド独自の技術です。内部に空間が多いため、通気性が抜群に優れています。
面で支えつつ、細かな振動も吸収するバランスの良さが魅力です。耐久性が非常に高く、長く使っても寝心地が変化しにくいのが特徴です。
ウレタンやファイバーなど中材ごとの特徴
スプリングを使わないノンスプリングマットレスも、高級市場では人気です。素材によって体が感じる反発力が全く異なります。ここでは主要な3つの素材について、それぞれの強みを解説します。
1. 包み込まれるようなフィット感の低反発ウレタン
ゆっくりと形が変わり、体の形に合わせて変形する素材です。圧力が一点に集中しないため、痺れや痛みを感じにくいのがメリットです。
寒い時期には少し硬くなる特性がありますが、体温で徐々に柔らかくなります。吸い付くようなホールド感を好む方に最適な素材です。
2. 寝返りが楽にできる高弾性・高反発素材
押し返す力が強く、沈み込みすぎないのが高反発の特徴です。腰をしっかりと支えてくれるため、正しい寝姿勢を維持しやすいです。
少ない力で寝返りが打てるため、眠りが浅くなるのを防げます。腰痛対策としてマットレスを探している方によく選ばれています。
3. 丸洗い可能で通気性に優れた樹脂ファイバー
ポリエチレンなどの細い繊維を3次元に編み合わせた新素材です。90%以上が空気の層でできているため、夏場でも蒸れることがありません。
シャワーで中身を水洗いできるため、衛生面を最優先する方に選ばれます。しっかりとした反発力があり、スポーツ選手などの愛用者も多い素材です。
高級マットレスの寿命と買い替え時期の目安
高価なマットレスでも、永遠に使えるわけではありません。快適な睡眠を維持するためには、適切なタイミングでの交換が必要です。劣化に気づかずに使い続けると、かえって体を痛める原因になります。
1. 平均的な耐用年数は10年から15年程度
高級モデルの場合、一般的には10年以上は快適に使える設計になっています。安価なものに比べて、ヘタリにくさが格段に違います。
ただし、使用環境や体重によって寿命は前後します。10年を過ぎたあたりで、寝心地に変化がないか意識してチェックしてみましょう。
2. 中心部のへたりやスプリングの異音をチェック
最も重みがかかる腰の部分が、凹んだまま戻らなくなったら寿命です。平らな状態で見えなくても、横になった時に底付き感があれば劣化のサインです。
また、寝返りを打つ時に「ギシギシ」と音がする場合も注意が必要です。内部のスプリングが摩耗している可能性が高いため、買い替えを検討しましょう。
3. 寝起きに腰の違和感を感じたら交換のサイン
見た目に異常がなくても、朝起きた時に腰や肩が痛むなら寿命かもしれません。マットレスの反発力が弱まり、寝姿勢が崩れている証拠です。
「最近よく眠れない」と感じるようになったら、寝具の機能を疑ってみてください。自分の体からのメッセージは、最も確実な判断基準になります。
理想の1枚を見つけるためのショールーム活用
ネットの口コミだけでは、本当の寝心地は分かりません。高い投資をする前に、実物に触れる機会を作るのが成功のコツです。ショールームを賢く利用して、納得のいく1枚を絞り込みましょう。
1. 実際の寝返りのしやすさを店舗で試す
お店に行ったら、靴を脱いで実際に横になってみてください。数分間そのままの姿勢で過ごし、体がリラックスできるか確認します。
左右にゴロゴロと寝返りを打ってみることも大切です。スムーズに動けるか、余計な力が入らないかをチェックしましょう。
2. 専門のアドバイザーに寝姿勢を確認してもらう
自分ではまっすぐ寝ているつもりでも、プロの目で見ると腰が沈んでいることがあります。ショールームのスタッフに、背骨のラインを確認してもらいましょう。
客観的なアドバイスを受けることで、自分に最適な硬さが明確になります。疑問点はその場で質問し、不安を解消しておくと安心です。
3. 普段使っている枕との相性を実地で検証する
マットレスが変わると、最適な枕の高さも変わることがあります。可能であれば、使っている枕に近いものを用意してもらいましょう。
頭と体のバランスが取れて初めて、最高の寝心地が完成します。マットレス単体ではなく、睡眠環境全体をイメージして選ぶのがポイントです。
良い状態を長く保つためのメンテナンス術
せっかく手に入れた高級マットレスは、少しでも長く愛用したいものです。日々のちょっとした工夫で、劣化のスピードを大幅に遅らせることができます。今日から実践できる、簡単な手入れ方法を紹介します。
1. 3ヶ月に1回は上下や表裏のローテーションを行う
同じ場所にばかり重みがかかると、特定の部分だけが早くへたってしまいます。定期的にマットレスの向きを変える「ローテーション」を行いましょう。
頭側と足側を入れ替えるだけでも効果があります。両面使えるタイプなら、裏表もひっくり返して使うとより長持ちします。
2. 湿気を逃がすための定期的な陰干し
人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくと言われています。その湿気がマットレス内部に溜まると、カビや素材の劣化を招きます。
週に一度はシーツを外し、壁に立てかけて風を通しましょう。直射日光は素材を傷める原因になるため、窓を開けた部屋での陰干しが理想です。
3. ベッドパッドやプロテクターで汚れを防ぐ
マットレス本体に直接汚れがつかないよう、保護アイテムを使いましょう。厚手のベッドパッドは、汗を吸収してくれる強い味方です。
最近は防水機能のあるマットレスプロテクターも人気があります。これらを併用することで、清潔さを保ちながらクッション性も維持できます。
マットレスの性能を引き出すベッドフレーム
意外と見落としがちなのが、マットレスを乗せる土台となるフレームです。高級マットレスの能力を100%引き出すには、フレーム選びも重要になります。どんな土台がふさわしいのか、選び方のポイントを見ていきましょう。
1. 重い高級マットレスを支える頑丈な構造
高級な製品は、素材が凝縮されているため重量がかなりあります。その重さに耐えられる、しっかりとしたフレームを選んでください。
土台が不安定だと、マットレスが歪んで本来の性能を発揮できません。耐荷重を確認し、グラつきのないものを選ぶのが鉄則です。
2. カビ対策に有効なすのこ仕様のフレーム
通気性を重視するなら、床板が「すのこ」になっているタイプが一番です。下から空気が抜けるため、湿気がこもりにくくなります。
特にウレタン素材のマットレスを使う場合は、蒸れやすいため相性が抜群です。日本の住宅事情を考えると、すのこ仕様は非常に賢い選択と言えます。
3. ホテルライクな寝心地を作るダブルクッション
フレームの代わりに、もう1つのマットレス(ボトム)を重ねるスタイルです。これを「ダブルクッション」と呼び、多くの高級ホテルで採用されています。
衝撃を2段階で吸収するため、耐久性がさらに高まります。寝心地もより柔らかくなり、見た目の高級感も格段にアップします。
高級マットレス選びでよくある質問
購入を検討する際、多くの人が抱く疑問をまとめました。不安な点を確認しておくことで、自信を持って選べるようになります。
1. 高価なマットレスなら腰痛は改善する?
「高いものなら腰痛が治る」とは一概に言えません。大切なのは、自分の背骨のカーブに合っているかどうかです。
ただし、高級品は体圧分散性に優れているため、腰への負担は軽減されやすいです。自分の体重に合った硬さを正しく選べば、不調の緩和に大きく貢献します。
2. 自宅でお試しができる返金保証はある?
一部のメーカーでは、数ヶ月間の試用期間を設けている場合があります。実際に自宅の環境で寝てみて、合わなければ返品できる仕組みです。
特にネット販売が中心のブランドに多いサービスです。高価な買い物に慎重な方は、こうした保証があるブランドを優先して検討しましょう。
3. 古いマットレスの回収や処分はどうすればいい?
新しいマットレスを購入する際に、古いものを引き取ってくれる販売店は多いです。有料の場合もありますが、手間を考えると非常に便利です。
自治体の粗大ゴミとして出す方法もありますが、運び出しが大変です。購入時に回収サービスの有無を確認しておくことをおすすめします。
まとめ
高級マットレスを選ぶことは、これからの10年の健康を買うことと同じです。おすすめしたブランドや選び方のポイントを参考に、自分だけの一枚をじっくり探してみてください。
マットレスを新調したら、次はシーツの素材にもこだわってみませんか。例えば、天然素材のラミーやリネンは、吸湿性が高く肌触りも爽やかです。肌に直接触れる部分を変えるだけで、マットレスの寝心地がさらに際立ちます。
また、季節に合わせて掛け布団の重さを調節するのも大切です。寝返りを妨げない軽やかな羽毛布団を組み合わせれば、理想的な睡眠環境が整います。最高のマットレスを中心に、心地よい眠りの空間を少しずつ広げていきましょう。